ネバダ州立大学リノ校とトラッキー・メドー短期大学 / UNR & TMCC

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ネバダ州立大学リノ校とトラッキー・メドー短期大学 / UNR & TMCC

リノには4年制大学のネバダ州立大学リノ校、University of Nevada, Reno(略してUNR)と、それに付属する2年制短期大学のトラッキー・メド―短大 、Truckee Meadows Community College(略してTMCC)があります。


University of Nevada, Reno – UNR

UNR

UNRは1874年に創立されたネバダ州で初めての高等教育機関。同校ジャーナリズム学科卒業生からは、なんと6名ものピューリッツアー賞受賞者がいます。2016年の日本からの留学生数は114名で年々留学生数は増加しているとのことです。
キャンパスは広大で構内の建物を全て訪れるようとすると一日がかりとなるほどです。UNRにはIntensive English Lenguage Center(略してIELC)という留学生を主対象とした英語習得プログラムがあり、IELCを修了すればそのままUNRに進学可能です。世界中からの留学生が当プログラムを受講しており国際色豊かで、かつ、日本からの留学生の割合も比較的高いので、初めての留学先に適しているといえます。

Manzanite Lake

学生達の憩いの場、Manzanite Lake。

2箇所ある図書館の内、オールドライブラリとよばれるDeLaMare Library には化石や鉱物が主展示の博物館も設置されています。UNRは設立当初は炭鉱学に力をいれていた大学であった名残といえます。

Joe Crowley Student Union

学生センターのJoe Crowley Student Unionは1階にスタバやUNRグッズ販売のある雑貨店、2階にカフェテリア、3階にシアターやPCルームやレストラン、4階にイベントホール、があり学生生活をサポートしています。

Mackay Stadium

UNRのフットボール・チームWolf Packのスタジアム、Mackay Stadium。Go Pack!

 

Lawlor Events Center

UNRのバスケットボール・チームWolf Packの本拠地です。

NCAA(全米大学体育協会)のバスケットボール・トーナメント「マーチマッドネス 2018」で、Wolf Pack・男子バスケットチームが、2004年以来のSweet 16(ベスト16)進出しました。残念ながら、ロヨラ大学シカゴ校・ランブラーズとの対戦では、敗退しElite 8(ベスト8)までは、進出できませんでした。
2019-2020年シーズンでは、Wolf Pack・男子バスケットチームの主力メンバーが卒業したためどこまで勝てるかは不明です。監督も、Eric Musselman (エリック・ミュセルマン)監督から、UCLAのSteve Alford(スティーブ・アルフォード)監督に替わりました。

プラネタリウム

キャンパスにはプラネタリウムも!

桜花庭園

Mackay Stadiumの近くには日本からの留学生が故郷をしのぶことができる場所、The Cherry Blossom Garden、桜花庭園があります。1985年に造園、2012年に多くの桜の木が日本から寄贈されたとのことです。この2012年は日米の桜寄贈100周年(日本から寄贈され毎年見事に開花するワシントンDCのポトマック湖畔の桜は大変有名ですね)であった年で、日米の交流の道のりがこの庭園で垣間見ることができます。


Truckee Meadows Community College – TMCC

TMCC

TMCCはリノの街を一望できる北部の丘の上にあり、リノ市内中心部のダウンタウンからやや離れていますが市バスでアクセス可能です。
TMCCでは学位取得にあたって様々な利点が用意されています。TMCC はキャンパスの規模は大きくないものの真剣に勉強して、ここで得た知識を将来生かすという志のある学生にはもってこいの学び舎といえます。以下はTMCC在籍だった学生さんからの情報です。

TMCC

◆少人数制

TMCC では、一クラスの人数が 多くても30人~40人です。これは授業を受けるうえで大きなアドバンテージとなります。
まず、発言する機会が多いこと。ディスカッションやプレゼンテーションでの発言機会が当然大規模クラスよりも多く得られます。英語のスキルが高まるのはもちろんのこと、授業内容に対してより深い理解が得られます。授業によっては、生徒一人一人に役を割り当てたロールプレイングを行うなど、学生の興味を引く授業もあります。
次に、課題の量が多いこと。少人数ということは、教授が一人の生徒に割ける時間もそれだけ多いということで、当然リサーチペーパーやエッセイなどといったペーパー課題の頻度もページ数も多く出されます。そして評価も細かくつけられるので学生側も必然的に真剣勝負となりライティングスキルがぐーんと上がります。
最後に、講師や教授との深いリレーションシップやコミュニケーションがとりやすいこと。TMCCの教授は学期最初の一週間で自身が受け持つ生徒の顔と名前を覚えるという課題を自身に課しているそうですが、大規模な他大学のクラスではまずあり得ません。学期終了後でも、すれ違いざまに講師や教授から名前を呼ばれて挨拶をかわすという素敵な関係も実現しています。授業時間外でも時間(オフィスアワー)を多く取ってくれるので、納得のいくまで質問や指導をあおぎに行き提出課題で高得点を目指すことができます。

TMCC

◆良心的な授業料

基本的な授業料はUNRの約半分以下です。これは、一単位あたりの授業料が低価格なことはもちろん、UNRにあるような高額投資がされている施設がないこと、さらに留学生課金がUNRより低いことが理由としてあげられます。
在学中の学生の費用負担軽減の一例として、学校のPC利用での印刷は毎学期最初の$10に相当する印刷分は無料としています。ちなみに$10あれば一学期分の印刷は余裕でまかなえます。また、チュータリング・センターの利用も無料なので授業時間外に予約を取り気軽にそれぞれの科目の担当に課題・予習・テスト勉強などの質問ができます。

一番のおすすめは授業料完全無料のESLコース、英語習得コースです。このコースは修了しても単位や資格の対象とはなりませんが、英語が不得意であったり更なる英語力向上を目指すには最適なコースです。大学生でない一般成人も受講可能で、コース受講には米国に合法的な滞在居住許可(ビザ)要となります。

ESL

◆素晴らしい学生仲間

地域に根差した大学であるコミュニティ・カレッジのTMCCでは様々な背景や目的のある人達が向上心を持って勉学に打ち込んでいます。老若男女、様々な人種、仕事を抱えながら、育児中ママ、など実に多様な学生達が学びたいことを学べる時間に学んでいるという真の学びのキャンパスといえます。